こんにちは。「人を癒す文章を紡ぐ随筆家」ひなた美由紀です。
私は、約30年間精神病の薬(向精神薬)を飲んできた元精神病患者です。しかし、4年前に薬を卒業しました。その後薬の依存症によって「眠れない」という状態から仮説検証した結果、毎日眠れるようになり、昨年は一度も病院に行かず薬の飲まない生活を送っています。
もし、あなたが
- 心の病を自分で治してみたい
- 心の病を治すのに、病院に行ったり薬に頼ったりする方法以外を知りたい
- 大事な人が心の病に苦しんでいるから、力になってあげたい
と思っているのであれば、あなたの力になれるかもしれません。
そんな私の過去から現在を紹介します。よかったらお付き合いください。
泣き虫で吃音のあった少女がインターハイ選手に!

幼稚園の頃は、自分の言いたいことが言えず、泣いてばかり。
小学校にあがると、周りが何をやっているのか、まったく分かりませんでした。授業で音読させられても、つっかえてしまいます。なぜなら、文字は読めるけど、その言葉の意味が理解できなかったからです。そのために、同じ行を二度読んだり、一行飛ばして読んだりしていました。クラスの友達に笑われていました。
小学1年からはキリスト教の教会に毎週日曜日に通います。神様に祈ることが日課になっていました。

そんな少女が小学校高学年からかけっこが速くなります。走るのが面白くなり、中学高校と陸上部に所属。高校2年で400m、3年では200mでインターハイ出場を果たしました。
当時は、走ることと勉強すること以外はほとんどしていませんでした。
例えば、
・テレビを観る
・友達と遊びに行く
というようなことです。
ボーイフレンドは出来ましたが、陸上の試合のない日曜日、教会に行った後にデートする程度でした。
しかし、高校の途中で信仰を捨ててしまいます。なぜなら、聖書で書かれている教えに背くことをしたからです。その結果、自分を責め、他人を責め始めるようになりました。
精神病との闘いの日々
その後19歳で統合失調症となり、その後うつ病も度々併発しました。
精神病の薬(向精神薬)を約30年間飲み続けました。他にも花粉症4つを含むアレルギー、更年期障害、自律神経失調症、副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)、原発性胆汁性胆管炎と病気のオンパレードでした。
28歳から47歳までの医療費は毎年10万円以上、平均で20万円使っていました。
37歳からは社交ダンスを始めます。踊ることだけが唯一の楽しみでした。また、45歳からは糖質制限を始めました。食事を変えることで健康になれると思ったからです。痩せることはできました。でも栄養を変えるだけではうまくいきませんでした。
更に具合が悪くなり、朝元夫を見送ってから夕方犬の散歩までの時間、寝込むようになりました。46歳の時は、90万円を通院と薬で使いました。その年に入院も手術もしていないにも拘らず、です。

週2回は通院。スケジュール帳に書き込まれているのは、80%以上が通院の予定でした。そんなに病院に行っているのに、どうしても元気になれませんでした。
いつもだるくて、「本当は何の病気なんだろう?もっと悪いところがあるんじゃないだろうか?」そんな不安な日々を過ごしていました。
しかし、「自分の人生、このままじゃうまくいかない」と思ったのです。そして、自分の人生を自分で変えようと決意しました。
最初に決めたことは「離婚すること」でした。環境を変えることが、人生を方向を一番大きく変えることができると思ったからです。しかし、元夫は私のことが好きでした。好きな相手に嫌いになってもらう。そんな方法は思いつきません。
とりあえず、物を捨てることから始めました。離婚するなら、一軒家にあるたくさんの荷物が持っていけないと思ったからです。
捨て始めて半年、実家に戻ることができました。しかし、親との関係もうまくいかず、更に体調は悪化しました。
意を決しマンションを借りて、愛犬と「一人と一匹」の生活を始めます。そして、行動していくことで、新しい生き方を教えてくれる最初のメンターと出逢いました。その人の教えにインスパイヤされ、アファメーションを始めました。
「私は健康だ」と。
そうしたら、一生の薬を飲みなさい、といわれた「統合失調症」から離れることができました。
また、治療法が確立されていない難病「原発性胆汁性胆管炎」が1年で緩解(症状がでない状態)になりました。
その後、「トレーダー思考」という考え方を教えていただき、行動の習慣・思考の習慣・感情の習慣を少しづつ変えています。
その結果51歳の今、病気とは縁のない生活を送っています。
あれだけ病気をたくさん抱えていた私が、です!
現在の生活について

現在、鎌倉の地に住み、朝は鳥のさえずりで目を覚まします。3年ほど目覚まし時計は使っていません。サイリウムという食物繊維を摂り、トランポリンを跳びます。その後、愛する人と犬の散歩に行きます。
日中は、文章を書いたり、他にいただいた仕事をしたりしています。また、文章の書き方をオンラインでレクチャーすることも始めました。
私の最愛のパートナーである彼は、プライベートでは社交ダンスをしています。踊ることがとても楽しいです。激しく動くと、ハアハアと息が上がります。でも、5分も経てば息が整います。
ダンスのパートナーである彼はプライベートも共に過ごす大事な人です。その彼と2人で料理をし、一緒に食べています。
そして、過去30年続いていた「食後に薬を飲む」という習慣は今はもうありません。要は今、病気とは縁の薄い生活をしています。以前と比べたら、なんて幸せな日常なんだろう、と感じます。
統合失調症の薬以外に睡眠導入剤も10年以上を飲んでいました。48歳の時、その睡眠導入剤を止めました。薬を止めても、夜中に2,3回ひどいときは7回も起きていました。
しかし今は、朝まで目が覚めることなく眠るために、自分の生活習慣を見直して一つずつ変えています。お陰で、ほぼ毎日朝まで眠ることができるようになってきました。
まだまだ元気になれる。そう思えることが嬉しいです。
今後の活動について

今後は「精神病患者0」というミッションを掲げ、「すべての人が誰からも責められることなく、やりたいことを一緒にやれる世界」を創るために日々を過ごしていきます。
もし、あなたがうつ病や統合失調症などの心の病で悩んでいたり、あなたの大事な人が精神疾患で苦しんでいたりするかもしれません。その場合、私の体験記である書籍「心の病は自分で治せる」を読んでいただけると、何かしらのヒントがあるかもしれません。
書籍「心の病は自分で治せる」を購入するならこちら。
著者「ひなた美由紀」のサイン本ご希望の方は、著者よりメッセージ付であなたのご自宅にお送りいたします。詳しくはこちらをご覧ください。
最後までお読みくださりありがとうございます。
心からの感謝を込めて。
コメントを残す